自分の病気を調べる
アレルギー性結膜炎
花粉やハウスダスト、コンタクトレンズの刺激により結膜の炎症が起こり、目の充血やかゆみ、めやになどの症状が出ます。
何に対するアレルギーなのかを調べるにはアレルギー採血検査があります。
症状が起こる時期により
- ・季節性アレルギー
- ・通年性アレルギー
に分類されます。
・季節性アレルギー
花粉に代表されるアレルゲンの飛散時期が限定されるもの。
アレルギー薬の使用は自分が反応するアレルゲンの飛散開始より1ヶ月前から終了までが目安です。
・通年性アレルギー
ダニやカビ、ホコリなど身の回りに常にあるハウスダストに対するアレルギーです。
原因を完全に除去することは困難なので、副作用の少ないアレルギー薬でアレルギーをコントロールすることを目標とします。
・コンタクトレンズによるアレルギー
コンタクトレンズの物理的刺激によるアレルギーが生じた場合、まずはコンタクトレンズの上から使用できるアレルギー薬でコントロールできるか試します。
アレルギーがコントロールできる場合はそのままコンタクトレンズの使用は継続とし、アレルギー薬と併用します。
薬でコントロールできない場合は原因となっているコンタクトレンズを一時中止して薬による治療を強化し、アレルギーの早期改善を目指します。
特殊な治療
基本的には症状を改善するための点眼薬や内服薬でアレルギーをコントロールしますが、特定のアレルゲンのみアレルギー体質そのものを改善する舌下免疫療法があります。